乾漆 collaboration II (渡邊博之+浄法寺漆掻き+麻布) 展

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watanabe22014年6月11日(水)ー6月16日(月)

日本人はご飯と味噌汁を食べる時、椀を手に持ち、口につけていただきます。
第2回目の今回も葉書の写真のように手入れが簡単な器、お客様が普段の暮らしの中で安心して楽しんでいただけるような器を出品しています。
岩手県浄法寺、盛漆100%、木に換算して約50本分の作品を展示します。
展示作品数  日常使う漆器を中心に約100点。

概算ではありますが漆木50本分の根拠は、種から20年かけて育った木から取れる漆の量が200cc。その200ccの漆で出来る1個の乾漆椀を基準に数値化したものです。「どうすれば日本の漆需要を喚起できるのか」を考えての試みです。

かつてはジャパンと呼ばれていた漆工芸。世界に誇れる文化だと思います。その原材料である生漆の国産漆と輸入漆との価格差は10倍。国内総生産量は、輸入量のわずか2%ほどです。国産漆の中でも日本在来固有種の漆と中国原産の漆があります。国産の中でも日本に古来からある漆はさらに危機的な状況です。
世界最古の漆製品は北海道の遺跡から発掘された、約1万年前の麻と漆を使った乾漆技法でしたし、三内丸山遺跡から発見された漆の種は日本在来固有種でした。
大陸伝来とされていた漆のどれもが日本固有のものだったのです。夜露や雨水が入らないように樹液だけを丁寧に採取する漆掻き技術は日本で独自に発展させたものです。
縄文漆を守る会の「乾漆CollaborationⅡ展」を通じて皆様にお伝えしたいと思っています。

HP: http://www.geocities.jp/urushi_watanabe/htm/jurushiFrame-.htm

facebook.pages 縄文漆を守る会
ryakureki

【展示風景】
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